iPhone7/7Plus液晶画面保護!強化ガラスフィルムDragontrailXがおすすめ【旭硝子】
ものづくり職務経歴7年目の設計職である著者が強化ガラスフィルムについて執筆する。まず、本記事ではCorning(コーニング)やGorillaGlass(ゴリラガラス)に関しては触れない。画面保護商品を検討してる方に、より品質の高いものを提案する。
世界最大手のガラスメーカー:AGC旭硝子とは
建築材料、自動車向けなどのガラスを中心に、電子部材やその他の化学関連素材を製造・販売している。
特に、ガラスについては、世界における最大手である。建築用ガラス、フッ素化学製品などを主に取り扱う。
2007年9月8日に創立100周年を迎えた。これを機に、単体の略称であった「AGC」を全世界的な統一ブランドとして定着させる旨を発表、世界的な広告展開を実施中である。
創立100年以上の歴史と世界中に展開している事業規模により、莫大なノウハウを保有している日本の大手ガラスメーカー。
中小メーカーとの差別化の対策として、高機能ガラスに注力している。
高機能ガラス(化学強化ガラス)について
時代の流れは、確実に「高機能ガラス」に向かっている。
「高機能ガラス」とは、普通のガラスに強度や遮光など機能面に何かしらの付加価値を与えられたガラスのことだ。
最近では、その中でもモバイル端末用に製造されている「化学(ケミカル)強化ガラス」の技術革新が特に目覚ましい。
傷がつかない/割れないガラス製品を最終形として日々研究し、改良されている。
通常の強化ガラスは、熱した後の「急冷」の工程によって表面強度を上げる。
しかし、この分野で主流となりつつある「化学強化ガラス」は、硝酸カリ融解塩に入れ、イオン交換させることで表面強度を上げる技術だ。
これにより、普通のガラスと比較し5倍以上の強度を出すことができる。
もはや、従来のガラスとは完全に別物だと言えるだろう。
もう少し詳細を知りたければ、旭硝子公式の下記動画を参照すると良いだろう。
Dragontrail X_introduction_Japanese
大人気Dragontrail(ドラゴントレイル)シリーズ
[CASEBANK] iPhone7 / 6s / 6 液晶保護 強化ガラスフィルム 日本製素材 ドラゴントレイル X 指紋/飛散防止
上記動画にも名前の出てきた「Dragontrail」について。
Dragontrail【旧】
普通の板ガラスの6倍の強度
ビッカーズ硬度:Hv673(9H以上)
(※本スペックは、刃物でも傷をつけることができない。)
Dragontrail X【新】
普通の板ガラスの8倍の強度
(※上記Dragontrailを30%上回る強度)
iPhone7/ 6s /6 用
iPhone7Plus/ 6sPlus /6Plus用
ガラス強度はどのくらい信用できるのか
旭硝子公式の試験データが動画で一般公開されている。
どれもとても説得力のある映像だ。
下記3つの動画は、どれも30秒前後なので再生してみることをおすすめする。
Dragontrail VS the Soda-Lime Glass - (1)
Dragontrail VS the Machine - (2)
Dragontrail VS the Hammer - (3)
いかがだろうか?
この強化ガラスフィルムであれば性能的にも安心できそうではないだろうか?
まとめ
ガラス業界は、大手メーカーが市場をほぼ独占している状態だ。
高水準の技術力勝負になりつつあるので、国内外の資本の少ない中小企業は、苦戦を強いられている。
それらのメーカーからも、強化ガラスフィルム風のものを売り出していたりもするが、表面硬度や透過性やレスポンス性などの面において品質的に劣る。
大切な愛用のiPhone7/7Plusをしっかりと保護したいのであれば、安心の国内メーカーである「旭硝子製」をおすすめする。
スペックで判断する限りだと「Dragontrail X」が良いと思うが、規格や仕様等にこだわりのある方のために下記商品も掲載しておく。
iPhone7/7Plusが壊れた?アップルストアで無償交換【修理/故障】
iPhone6sPlusを購入
iPhone6sPlusは、去年の2015年9月25日(金)に発売された。
僕は、この端末をその翌日から使用した。
シリーズ最新作のスマートな使い心地に魅了され、大変満足したことを今でも覚えている。しかし、次第に使用中の違和感を感じ始めるようになった。
指紋認証機能の不具合
出典:http://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone6
しかし、数か月使用し年が明けた頃から、次第に機能面での違和感を覚え始めた。
最初は、指紋認証機能の読み取りに失敗する現象が多くなっていることに気が付いた。
だが、冬だから空気中の水分が結露して、指紋認証を妨げてしまっていると考えた。
その間は、手打ちによるパスワード入力でロック解除をする日々を過ごした。
最新機種の処理能力による、瞬時に本人確認できる指紋認証機能を使えなかったことは、利便性の面で大きなストレスを感じていた。
そのまま春頃まで耐えたが、再起動しても、OSをアップグレードしてもこの不具合は改善されなかった。
フロントカメラモジュールの不具合
出典:iPhone 6sまたはiPhone 6s Plusを購入 - Apple(日本)
指紋認証機能だけでなく、外側のフロントカメラにも異常が出始めた。
最初は、カメラのピントがなかなか合わないようになった。
もちろん手振れによるものではない。
フォーカスがきちんと定まってくれないのだ。
本体の劣化はさらに加速してゆく。
被写体を撮ろうとすると、激しくブレるようになった。
もはやそれは、多重影分身の術!
さすが忍の国、日本。
しかし、この時ばかりは少しも喜べなかった。
そんな不具合を笑いのネタにしつつも、内側のカメラ(インカメ)は正常に機能していたので、苦戦しながらも使っていた。
自撮りをするわけではないのに、全ての写真をインカメで撮影w
だが、これらの努力も虚しく、最終的にはどのカメラアプリでも撮影画面すら起動させることができなくなってしまった。
この時点で購入から半年未満だった。
もう我慢の限界、ブチ切れ寸前。
その足でアップルストア渋谷店に直行する。
Apple Store(アップルストア)渋谷店の対応
『アイフォンの指紋認証機能とカメラがおかしい!ヘルプ!』
『端末の状態を確認します。少々お待ちください。』
その間に友達とご飯。
約1時間後に店舗に戻る。
『無償交換とさせていただきます。大切にお使いください。』
。。。!
10万円相当の品物が!!
(ジャパネットもびっくり!)
なんと0円!!
無料で新品になって戻ってきたあああ(歓喜)
不具合が起きたと考えられる原因
iPhone6sPlusは、大画面かつ薄型を売りにした端末である。
そのため本体に、僅かながら歪みが発生していたようだ。
ポケットに入れておくだけでも曲がるとネットで騒がれていた記憶もある。
また、本体背面に小さいヘコみができていた。
何かの拍子にぶつけてしまっていたのかもしれない。
しかし、これらは日常生活で自然に発生してしまったものだ。
だからこそ、Appleもメーカーとして誠意を持って対応してくれた。
ちなみにこれらの現象は、不具合の原因として断定されたわけではない。
あくまで想定される原因として扱われた。
自分でできた対策と反省:ハードカバーによる保護
iPhone6sPlus購入時から、保護ケースはソフトカバーを使用していた。
軽量であることや、比較的厚みを薄くできることが主な理由だった。
しかし、カバーの目的はきちんと保護すること。
仮に、ハードカバーを使用していれば、剛性が高まることによってこれらの問題を防げていたかもしれない。
機種を問わず、スマートフォン用ケースはハードタイプに限る(断言)
不具合対応によるApple側の3つのメリット
もちろん慈善事業ではないのだから、これらの行動には理由がある。
1つ目が、不具合品発生によるブランドイメージの下落を抑止できること。
ずさんなメーカーだったら、アフターフォローをないがしろにして炎上する。
ネットが普及した現代社会こそ、顧客を大切にする必要性がさらに高まっている。
この信頼性のアピールが2つ目だ。
最後の3つ目が最も大きい。
市場で自然発生した不具合品を自社回収し、サンプル品として研究できること。
言い方を替えればクレーム品。
これは、メーカーにとって最も重要な資源だ。
街中などでとったアンケートよりも圧倒的に価値のある答えがそこにはある。
旧作の改善点やヒントを新商品に織り込むことによって、より完成度の高いものづくりができる。
能力の高いメーカーは、このあたりのPDCAサイクルがとても上手だ。
プロダクト製品に完璧(究極)はありえない。
それでも一流企業は、確実に旧作を上回る成果物を生み出してくる。
だからこそ新作のiPhone7(Plus)を期待できるし、多くの人が楽しみにしている。
iPhone(~3GS~4s~5s_5c~6s_SE_7/Plus)無償交換の注意点
まず、全ての問い合わせに対して神対応をしてくれるとは限らない。
画面割れや水没は、本人の過失だろうから確実に対象外だ。
その場合は、AppleCare(アップルケア)等のサービスを活用するしかない。
また、アップルストアに行く前にiTunes等で確実にバックアップをとっておこう。
注意点としてはそれくらいだ。
いまキミの手元にある不自由なiPhoneも無償交換してもらえる可能性は十分にある。
こちらからは以上だ。