AirPodsがダサい理由と問題点|Apple純正ワイヤレスイヤホン
アップル純正イヤホン「エアポッズ」スペック概要
Apple社製W1チップ搭載
ダブルタップ:Siri起動(音声指示/操作)
価格:1万6800円(税別)
発売時期:10月下旬
充電:連続5時間駆動/充電器内臓ケース使用⇒トータル24時間使用可能
(15分の急速充電により、3時間駆動可能)
AirPods6つの問題点
製品スペックをぱっと見る限りはとても頼もしい。
しかし、よくよく見ると疑問点や問題点を多く感じないだろうか?
商品名:AirPods ≠ EarPods
これは本当に紛らわしい。
本記事を書き始める際に相当混乱させられた。
既存のApple純正品有線タイプであるイヤホンの名称が下記。
「EarPods(with 3.5 mm Headphone Plug)」
EarPodsEarPodsEarPodsEarPodsEarPodsEarPods
AirPodsAirPodsAirPodsAirPodsAirPodsAirPods
どちらが新商品の名称なのかわからなくなる。
他者から類似商品が出てきて、そのために市場が混乱するのはよくある話だ。
しかし、自社の新商品にこの名称をつける考えが全く理解できない。
「Ear」または「Air」なのか紛らわしすぎる。
最初はApple公式による誤字かと推測してしまった。
ネイティブな発音だったら尚更のこと違いがわからなくなる。
欧米等の海外では、問題になっていないのであろうか?
そもそも、商品開発をするうえでこのような名称設定は本来有り得ない。
【職務経歴】商品企画メーカー3年勤務「新卒」の頃を振り返ってみた
購入間違いや問い合わせなど、本来は起こらなくて済んだはずの問題が浮上する。
これにより、顧客満足度は下がると考えられる。
担当責任者は一体どこまで考えているのだろうか?
発売時期:12月年内発売?←11月←10月下旬
ちなみにiPhone7/7Plusの発売日は改めてになるが「2016.09.16(金)」である。
AirPodsは、その約6週間後に発売開始予定。
関連商品なのに、何の理由があってAirPods発売時期が1か月以上も遅れるのか?
意図的に時期を延期させたのだろうか?
いや、きっとそうでは無い。
単に開発に支障が出たり量産の調整が効かなかっただけに感じる。
これにより、初期に見込まれた比較的大きな需要を取り逃してしまうだろう。
それでも爆発的に売れると判断しているのであれば、大手特有の傲慢だ。
担当責任者は一体どこまで考えているのだろうか?
※追記:11月発売予定/12月に延期の可能性あり
(製品の完成度に問題があるため)
⇒2016.12.14(水)発売開始
メンテナンス性:充電器内臓ケース(清掃・衛生面)
ケース内部の穴に挿入させて、充電する仕様らしい。
まず、このケースは分解可能なのだろうか?
穴の奥にゴミが侵入してしまったり、汚れが溜まってしまった場合はどのように処理すれば良いのだろうか?
また、どのような問題が起きるのだろうか?
接触不良?充電不可?
仮に対処法が用意されていないのであれば、その都度修理の必要性が出てきてしまう。
担当責任者は一体何を考えているのだろうか?
デザイン:ケーブル(コード)切っただけ?開発資金不足?
イヤホンジャック(端子)の廃止は合理的だし理解できる。
コードレス化を推奨していく姿勢も理解できる。
しかし、何故このブツ切りされたような有り合わせの外観形状のままなのか?
こだわりを貫き通すはずのAppleらしくない対応に感じられた。
AirPodsが木霊にしか見えない。 pic.twitter.com/nTigez2dXe
— もも (@netbooker_momo) 2016年9月8日
もののけ姫コダマ「AirPods」
本当にデザインを見直さないのだろうか?
ジブリ臭を感じて仕方が無い。
宮崎駿監督をリスペクトしているのだろうか?
「もののーけーたちーーだけーー♪」
「もののーけーたちーーだけーー♪」
チンアナゴ「AirPods」
とてもくだらないが、形状は極めて類似していると考えられる。
チンアナゴもどきを耳にぶら下げて街中を闊歩する時代が到来するのか。
AirPodsのチンアナゴ感たるや pic.twitter.com/lroyVZUiAN
— ていぽんΔ (@teipong) 2016年9月8日
Appleのワイヤレスイヤホン"AirPods"がチンアナゴっぽかったので作りました。 pic.twitter.com/2I1H2C7eT1
— 寅 (@tora_518) 2016年9月8日
耳からうどんが垂れているようにしか見えない「AirPods」
爆発的な話題性を引き起こしている装着イメージ画像。
このサンプル品は、香川県産のAirPodsであるという話も浮上している。
耳からうどん垂らしてる画像にしか見えないんだけど、これがApple社が満を持して送る最新製品を使用している画像らしい。繰り返すけど耳からうどん垂らしてるようにしか見えない pic.twitter.com/7hc6oKuaKo
— 和泉幸奇 (@kouki_izumi) 2016年9月9日
他にも、電動歯ブラシの先端でも同じような見た目の装備にできる件や、きのこ(しめじ/えのき等)にも似ている等とネタにされ、とても盛り上がっているようだ。
これらのお遊び画像自体は良くできているし、面白いから楽しめている。
ただ、現状でひとつ言えることは、デザイン面への疑念は多くの人が感じているということだ。
これは、紛れもなく揺るぎない事実である。
理想のデザイン像(参考:コンセプトモデル)
デザインに関しては、コンセプトモデルとして流通していたイメージ写真の方が圧倒的に良く感じた。
形状は、補聴器等を参考にしてそうではある。
耳の外側に出る部分は、見た目を考慮した極力無駄のないシンプルな形状であるべきだ。
その観点で考えると、正円(丸)モチーフの白単色形状は理に適っている。
また、話題のジェットブラック(黒色)など、色合いに選択肢を持たせておくとなお良い。
上位版として、ゴールドやシルバー等の高級仕様のモデルを追加することも考えられる。
身に着ける物なので、手荷物以上にカラーバリエーションへの需要は期待できる。
「AirPods」先端部の破損問題
AirPods先端棒状部分の強度は大丈夫なのだろうか?
ポキッと折れた場合、Apple側が責任を持ってきちんと保証してくれるのだろうか?
発売直後から、クレームが多発する様子が目に浮かぶ。
破損させてしまった場合は、完全自己責任とされてしまいそうな面も心配だ。
保証対象外とされた不満により、暴動が起きてニュースになる可能性だってありえる。
担当責任者は一体どこまで考えているのだろうか?
価格:¥16,800(税別)=100均イヤホン168個分の商品価値?
製品の品質は良いのかもしれないが、イヤホンの価格設定としては高めだ。
価格帯としては、ヘッドホンと同等レベルである。
耳をパッドでホールドする仕様であるヘッドホンに対して、音質の面で勝ることが可能なのだろうか?
また、費用対効果の面で本当に100均イヤホン「168個分の商品価値」があるのだろうか?
1万6800円を節約する方法 #AirPods #appleevent pic.twitter.com/YFlrTucEdN
— Mika (@saitama1414) 2016年9月7日
コスパ厨である僕を納得させてほしい。
担当責任者は一体どこまで考えているのだろうか?
紛失と盗難の懸念:木霊(こだま)失踪事件【予想】
2匹いた「こだま」の片方がいなくなる問題が予想される。
これは確実に起きる。絶対に無くす人が続出する。
「こだま」だから、消える設定の方が自然なのかもそれない。
「チンアナゴ」だから、砂に潜って姿をくらます設定の方が自然なのかもしれない。
仮に、そこまで計算していたとしたら再現性の徹底追及には驚かされる。
だが、その代償として「高品質」の定義がわからなくなってしまうが。
また、落とし物コーナーの中身がAirPodsで埋め尽くされる未来が予想される。
twitterで「AirPodsを落とした方」を捜索するツイートも頻発するだろう。
だが、誰のAirPodsも見た目上は全て同一だ。
デフォルトの状態では判断のつきようが無い。
この点から、サードパーティー製の関連商品が数多く発売されるだろう。
具体的には、「専用シールでのデコレーション」「落下防止のワイヤーコード」あたりは必須アイテムだ。
専用シール(ステッカー)
「専用シール(ステッカー)」の件は、他人との差別化、愛用品へのこだわりを理由に、たくさん出回るだろうし、自作も数多く行われるだろう。
人は、流行り物を確保したい願望を抱きつつも、それと同時にオリジナリティも追求したい考えを合わせ持つ面倒くさい生き物だ。
落下防止対策【ネックストラップ(ワイヤーコード)/イヤーチップ】
「落下防止ワイヤーコード」の件は、使い勝手を考えると必須になるだろう。
出先で一時的に耳からAirPodsを外した際に、いちいち専用充電ケースにしまうだろうか?
一時的であればポケットにしまい込むだろう。
だが、これは紛失の原因となり得る。
また、その都度AirPodsの左右の確認をしたり、どこに置いたか探したりする多くの不都合が生じる。
それらを回避するためには、専用コードで左右のAirPodsを結ぶ必要がある。
これにより、今まで通り一時的に首にかけることも可能だ。
予備分のストック
ところで紛失を想定した場合、予備分として何セットくらい購入しておけば良いのだろうか?
少し多めに10セットくらい?つまり、16,800円(1セット) x 10 かあ。
『合計168,000円(税別)になります♪』
担当責任者は一体どこまで考えているのだろうか?
まとめ
あくまで、現時点での疑問点・問題点をまとめてみた次第だ。
まだサンプル品等を手にし、実物を確認したわけではない。
欲しいとは思えるが、消費者視点で見た際の不安要素がとても大きい。
単にdisりたいわけではなく、これらの疑問に答えが欲しいのだ。
商品としては、近未来性も感じるし購入を検討したために下調べをしてみたわけだ。
価格帯だってちょっと奮発すれば普通に買える。
その決め手になる情報を求めている。
10月下旬の発売日まで期間はまだまだあるので、引き続き情報収集にあたりたい。
※追記:11月発売予定/12月に延期の可能性あり
(製品の完成度に問題があるため)
⇒2016.12.14(水)発売開始
本記事は、定期的にリライトをしていくと思う。
同じくAirPodsに興味を抱いている方には、その日まで付き添ってもらいたい。
もし、情報をお持ちの方がいれば、良かったら教えてほしい。
共に新商品「AirPods」の喜びを分かち合おう!
(▲上記は林檎信者への返答)
エアポッズ発売日:2016年12月14日(水)発売開始
※追記:11月発売予定/12月に延期の可能性あり
(製品の完成度に問題があるため)
⇒2016.12.14(水)発売開始